とくさんの永田町日記

2017年12月12日

国会も閉会し、各委員会では国内外の視察が行われています。
実際に現場を見て、質疑を行うことでより専門性を高め、政策立案や法案審議にも大きく役立ちます。
財政金融委員会は、本日、いわゆるフィンテックと呼ばれる金融とITの融合について、先進的な企業の視察を行うとともに、委員会としても3年ぶりの日本銀行視察を行いました。
まず、10時から、赤坂にあるJ-Scoreというフィンテック企業を訪問しました。
J-Score社は、みずほ銀行とソフトバンクが共同出資したAIを活用したレンディング(個人貸付)企業です。
スマホに生年月、性別、年収、職業などを登録するだけで、個人の信用度をポイント化して、即座に貸付金利と貸付枠を算出し、口座に入金するというというものです。
いわゆるカードローンとは全く異なり、客層も20-30代が多く、所得水準も高めとのことです。
移動中のバスで、早速登録して自分のスコアを出してみましたが、スコアは内緒です。
続いて、大手町にあるフィンテック関連のスタートアップ企業が集積しているFINOLABという貸しスペースと、FINOLABに入っている先進的な生体認証技術を開発しているLiquid社を視察しました。
Liquid社は既にハウステンボスの園内で料金などを支払う際に指紋認証によるキャッシュレスサービスを提供しています。
その後、FINOLABの施設を視察しました。誰でも入れるオープンスペース、入居者の共用スペース、入居者の個室の3つのゾーンに分かれ、入退室の際にはLiquid社の指紋認証システムで管理されています。
昼食をはさんで、午後は日本銀行本店を視察しました。日銀本店に入るのは生まれて初めてで、まず、地下室金庫を見ました。
扉の厚さが1mはあろうかという頑丈なもので、最初に貨幣の保管室に入り、1万円札1万枚(=1億円)のパッケージ現物を持ち上げるとなかなか感動的です。
次に、貴金属の保管室で、ティシュケースほどの大きさの純金インゴットをもちましたが、こちらは男性でもなかなか持ち上がりません。
地下室を出て、政策決定会合が行われる部屋を視察し、最後に黒田総裁ほか日銀幹部との意見交換を行いました。
フィンテック業界の最前線を直接知ることができたとともに、日頃ニュースや新聞でしか見ることのない日本銀行本店を直接見ることができたのは良い経験でした。

株式会社 J.Scoreの担当者様より説明を受ける
株式会社Liquidの担当者へ質問を行う

 

株式会社Liquidにて

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